ひとりで仕事をするということ
**** この投稿は「note」に投稿しているものと同内容となります ****
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noteはじめてはみたものの、
さて、何を書いていこうかというところですが、
とりあえずその日に商品制作しながらぼんやり考えていたことを記録的に書き記していこうかと思います。
今日考えていたことはなんで私はひとりで革製品を作る仕事をやっているんだっけ？って事。
革製品の制作と販売の仕事を10年やっているが、仕事を1人でやるって事は自分にとって当たり前の事です。
たまにお客様から「おひとりで大変ですね」とおっしゃっていただくのだけど、そんなものだと思っているから大変とも思っていない。
10年前、開業するにあたってひとりでやっていこうと決めて始めた。
将来的には妻と2人でやれたらな〜なんて思っていたが未だにひとりでやっている。
正直な話、自分のキャパ限界までの仕事量をまだ発揮できていないと思っている。
ひとりでももっと作れるし、もっと売ることもできると10年目でも未だに思っている。
我ながら自己を過信しすぎだとも思っているが、限界だと思ってしまえば向上心も湧いてこない。
そもそもなぜひとりでやっていこうと決めたのか。
全部自分の責任で仕事していきたいと思ったから。
誰かと一緒に仕事すると何か問題があるとその人のせいにしてしまう。
社員として働いていた事もあったのだが、前職、前々職も上司や同僚が原因で辞めている。
自分はきちんと働いているつもりで、サボる同僚の尻拭いまでやるのがバカバカしいと思った。
だが、客観的に見れば問題を人のせいにしてしまう私の性格が原因なのかもしれない。
ひとりでやれば良くも悪くもすべて自分の責任で納得もできるし、自分の力がどれだけのものかも試せる。そう思ってひとりでやると決めた。
そして10年後の現在、ひとりでやってきてよかったかと自分に問うと、
うーん、どっちがよかったかはやってみなければやはり分からないが少なくとも後悔はしていない。
そして残念ながら自分の力がとても弱かったことも自覚した。
満足できる結果が得られることはなかった。
ただ、そのおかげかまだ向上心を持ち続けられている。
これ以上成長できるかどうかも分からないが、さあこれからだと思えている。
バカなのかもしれない。
あ、たまにコンビニとかで店員さん同士おしゃべりしてるのを見かけると同僚がいるっていいなぁ〜なんて事も思ったりする。
逆に言うとそれくらい。
普段ひとりで寂しいとか心細いとか思うこともない。
ひとりでやるのが自分に合ってるとだけは10年経っても思っている。